装置編
既存装置のトラブル改善
「 古くなった既存装置のトラブル 」
オリジナルメーカーが対応出来ない、もしくはメーカーが無くなっているなどの理由で、装置のトラブルが解決できず困っている。
「 N.F.Tで対応 」
他社装置の部品製作・修理実績も多数ある為、トラブル解決にご協力できます。 トラブルが発生した際に、現地でも装置確認、打合せ対応致します。
離型ショットの自動化
「 頻繁な離型回復ショットが必要であり、生産性が悪い 」
毎回機械を停止し、マニュアルで離型回復ショットをする必要がある。生産効率を上げたい。
「 N.F.T製オートモールド機に自動離型回復ショット機能を追加 」
生産中に任意頻度で自動離型回復ショットを実施し、生産性を大幅UPさせることに成功しました。
<生産性UP例>
※20shot=1hにつき、離型1ショット必要な場合
a) 改善前(マニュアル離型ショット)
6分/離型shot + OP(人) + 前後停止時間4分 = 10分
20shot/70分 = 17shot/h
b) 改善後(オート離型ショット)
3分/離型shot + (OP不要) + (前後停止時間なし) = 3分
20shot/63分 = 19shot/h
離型剤噴霧作業の自動化による生産性向上
「 マニュアル成形・離型剤噴霧を自動化したい 」
生産中の製品は離型剤噴霧をしなければならない。また噴霧ムラ防止の為、人の手で噴霧しなければならず、どうしても1プレス/1人が必要で効率が悪い。生産効率UPと人件費削減を同時に実施する為には、モールド装置の自動化が不可欠。
「 自動離型剤噴霧機構を搭載した装置を開発 」
噴霧ノズルを搭載する事により一連の成形サイクルにて離型剤の塗布が可能。先端ノズルも液ダレ・液詰まり防止仕様を採用しメンテナンス性も大幅に向上。 既存のマニュアルプレスに対し生産性が年間10%UP。
※生産性向上設備促進税制に対象実績あり
離型剤噴霧機構
モールド工程自動化による生産性向上
生産性比較
既存設備:AcrossM-60(マニュアルプレス)
キュアタイム :sec | 注入時間 :sec | 手動時間 :sec※1 | 合計サイクルタイム :sec | 1時間当たりの生産枚数/1プレス |
180 | 24 | 60 | 264 | 27.2枚/時 |
※1基板・フレームセット・離型剤スプレー塗布・成形品取り出しを全て手動にして作業した客先計測時間となります。
21%生産性向上
最新設備:Across2by2-120及びAcross2by3-60(オートモールドプレス)
キュアタイム :sec | 注入時間 :sec | マシンタイム :sec | 合計サイクルタイム :sec | 1時間当たりの生産枚数/1プレス |
180 | 24 | 15 | 219 | 32.8枚/時 |
補足
離型剤が必要な製品に関して、既存設備では離型剤塗布をスプレー(手動)にておこなっておりましたので、AcrossM(マニュアルプレス)のみ対応可能でしたが、自動噴霧機構を搭載する事によりオートモールド多プレス化が可能となり合計サイクルタイムが45秒短縮しております。
上記、Across2byXシリーズに関しましては、Across2by2の場合、2プレス仕様となり、1時間当たり66枚(141%up)、Across2by3の場合、3プレス仕様となり、1時間あたり99枚(263%up)の生産量となります。